デーモン閣下に『陰陽の法則』を見た！悪口の効用とは

実は『閣下』が好きだ。
『デーモン閣下』。
どうして好きか、どれくらい好きか
を語ると３日くらいかかるので割愛するが。

今日、何気に NHK教育テレビを観ていたら、閣下が卒業した小学校で小学相手に授業をしていた。
(『課外授業～ようこそ先輩』)
その内容に感服。
閣下は。。。ｽｺﾞ───(〃'艸'〃)───ｨ

『自分を見つめなおす』
というのが授業のコンセプトだったんだが、
その過程でまず閣下が小学生に
させたことが素敵過ぎた。

『悪口を言う』ということ。

普通だったら
『相手のいいところを見ましょう』
て教えるのだけど
『悪口を言う』って。。。！

もちろん授業では、特定の誰かに対してではなく『物』や『現象』に対して。

閣下はおもむろに黒板消しを取り上げ
『この黒板消しに対して悪口を言えるヤツがいるかー』

黒板消しへの悪口。。。

『煙をだして健康に悪いんだよ(;｀O´)o』
という小学生らしい『悪口』には笑ったが。

ポジティブシンキング系の思考がよしとされている昨今であるが、物事現象森羅万象には『長所と短所』があってそれは常に表裏一体。

例えば十円玉。
平等院鳳凰堂が描いている側も十円玉出し、『10』と書いてある側も十円玉。それを『平等院鳳凰堂側しか十円玉じゃありません』ってわけにはいかない。

長所と短所ふたつ一緒でその物、その人、その現象。
これが『陰陽の法則』。

『陽』の部分のみだけ見て感じていたら物事の本質は見えてこない。
逆に『陰』の部分だけでも。

『悪口言ってはいけません』
は道徳的には一見正しく見えるけど
『陰陽の法則』からしたらちょっと違う。
『悪口を言う』ことは
『陰の部分を確認する』作業で
大切なこと。
しかしこれだけで終わってしまったらただの愚痴っぽいひとで一生終わるわけで。
『陰の部分を確認』したあとは必ず『陽の部分の確認』。

十円玉拾ったとき、とりあえず裏表確認するのと一緒ですわ。
(例えがどーか？とは思うが)

閣下ももちろん、小学生たちに『陰陽』どちらからも自分自身を見つめられるよう見事に授業を進めておられました。

『陰陽の法則』。
プラスの部分とマイナスの部分
合わせて1つ。

デーモン閣下が敢えて『悪魔』を演じて。。。否、悪魔でいるのは『陰の部分をもしっかり見よ』といっているんだろう、と。勝手に解釈してさらに勝手にますます好きになるという。。。

『悪口を言う』ということは即ち『その物、人、現象の陽の部分に気づく』という行為なんだよな、と
改めて思った午後。

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