人を呪わば穴二つ・・・ってどういう意味？

「闇に惑いし哀れな影よ
人を傷つけ貶めて 罪に溺るる業の魂
いっぺん・・・・死んでみる？」

というキメ台詞で超人気！の「地獄少女」。

って・・・アニメの放送はもうずいぶんまえに終了していますが・・。

ストーリーは、

午前0時にだけアクセスできる「地獄通信」に
にくい相手の名前を書き込むと、「地獄少女」が
その相手を地獄に送ってくれる・・・
しかし、その願いがききいれられたとき、自分の魂も
また地獄に落ちる。

というおどろおどろしい話しで、これがまた、
アニメなんだけど、人間の「業」の深さが描かれており。

というのも、勧善懲悪の話ではなく、
誰がどうみても
「こりゃひどいよな」と思う人物を地獄に送ってもらうのでさえ
自分の地獄行きと引き換え。

冒頭のセリフは、主人公の「地獄少女」が地獄送りするときに
相手に言う言葉なんだけど、依頼者には、

「人を呪わば穴二つ。
あなたの願いを聞き入れるかわりに、
あなたの死後、あなたの魂もまた地獄に落ちる」

と言い放つ。

この「人を呪わば穴二つ」の解釈。

「ひとを呪うときは、自分もまた呪われる」
とか
「呪った相手の墓穴と、自分の墓穴と2つ必要なんですよ」
といろいろあるみたいなんだけど、

要は、呪い殺したいほどにくい相手のこと考えて暮らして
いても、いいことないからさっさと忘れて次行きな！

という教訓も入っているように思うのだ。

「自分が地獄に落ちてもいい。
それでもいい。
だから、あいつを呪い殺してくれええ！」

というくらい思ってしまうのが人間の「業」なんでしょうか・・。

ん？って、これ少女漫画「なかよし」で連載されていたのか！！

いたいけな少女が読んでいい物語ではないような・・・(；＾ω＾)

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