＜★お知らせ＞
WEB上で、美猫の鑑定を開始しました！
「FC２チャット占い」
http://fortune.live.fc2.com/
2014年6月6日金曜日16:00～18:30（最終受付18:00）
に待機しております！
遠方でサロンまで来られない方、ぜひ、WEBでお会いしましょう！
(※不定期で待機しておりますので上記日程以外の詳細は、
WEBページにてご確認ください）
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今日の公開鑑定は、ゆみあ さん 学生 女性 ２１歳の方からです。
今回の相談内容は就職についてです。
私は現在大学4年生なのですが、特に就職活動などをしておりません。
２年生のときに病気をしたために、卒業が半年おくれるということもあるのですが、
対人恐怖症の性格や、将来何をしたらよいのか、何をしたいのかが定まらないとい
うのが大きな理由です。
父親が私の大学院進学を熱望しており（研究者になって欲しいようです）、私自身も
もう少し学生を続けたい気持ちがあるためにとりあえずは進学する予定ですが、その
先どのように生きていけばよいのかわかりません。
やってみたいことの候補はいろいろ浮かんでくるのですが、時がたつにつれころころ
変わり、一つのことに向かっていくのが苦手です。
（保育士、児童福祉関連、日本文学の研究者、出版社で働く、など）
大まかな傾向としては、「子供と関わる」「文学と関わる」「誰かを直接的に助ける」という感
じです。
安定や出世や名誉はたぶんそこまで望んではいないと思いますが、生活に困らないくらい
の収入が欲しいです。
また、理想として、自分なりの一つのポリシーに従って、様々なことをやっていく、ということも
考えています。
たとえば、内側にあるものを外側に表現し、発信することを「翻訳」ととらえ、人生のテーマとし、
作文教育に携わる、自分自身で何かを書いてみる、福祉の世界で個人と社会との橋渡しの
役目をする、などを時間をかけて複数取り組んでいくといったことです。
もちろん夢のようなことで、具体的にどう踏み出せばよいかわからずつかみどころがないの
ですが…。
どの会社に勤めるか、どの業界で働くか、という具体的なことについては、なるようにしかならな
いと思っていますし、就職活動の際には、こだわらずに自分を受け入れてくださる先を探したい
と思っています。
しかし、今後仕事に対しどのような考え方をすればよいのか、自分はどのような働き方が向い
ているのか。どの分野に適性があるのか、一生一つのことで通すべきなのか、二足のわらじ
は可能であるのか、結婚することがあるとすれば、そのとき退職した方がよいのか、また、仕
事をする際心がけた方がよいことなど、先生の見解をお伺いしたいです。
まとまりのない文章で失礼いたしました。
どうぞよろしくお願い致します。
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前回も書きましたが・・・
占いに対しての考えを最初にまとめておきましょうね。
世の中は、以下のように構成されている、と考えています。
＝＝＝＝＝
■「天」→宿命・天の采配
■「人」→運命・自分自身で選択・決断・行動すること
■「地」→良い・悪いという主観的のものではなく、
客観的に観察できる環境
＝＝＝＝＝
「占い」でわかるのはこの３つのうちの「天」の部分です。
少し乱暴なことを言ってしまえば、占いでわかるのは自分
のことの「１／３」でしかありません。
では、最初に「天」の部分で、ゆみあさんの知りたいことを
みていきましょうね。
まとめるとゆみあさんの知りたいこと＆「天」（＝占い）」で
みたところの回答は以下です。
（※↓ゆみあさんの命式です）
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■知りたいこと＆天（＝占い）のまとめ
１）適性は何か？
→医療・福祉関係
→保育関係
→雇用されるよりフリーの立場で動くほうがよい
→デスクワークより人と接する仕事がよい
２）一生ひとつの仕事か二足のわらじか
→器用な性格で運勢パワーも高いので二つのこともできる
３）寿退社をしたほうがいいのか？
→束縛されると本来のよさが出ないので、家に入ってしまわない
ほうがよい。
４）仕事をするうえでこころがけたほうがよいことは？
→器用であるとともに、移り気なところがあるのですぐに
次に目移りしてしまうことがあるようです。
「石の上にも三年」といいます。
一度始めた仕事は三年は続けるようにしてください。
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「天」（＝占い）による回答は案外簡単明快です。
では、そのようにすればすべてOKかというと・・・
けしてそうではありません。
一番、肝心なのは、「人」＝「あなた」の部分です。
これまた乱暴に順番を付けるとしたら一番大切な部分が「人」
そして、「環境」、最後に「天」です。
「天」＝「占いでわかること」のとおりに「人」「地」を動かす
のではなく、「人」の意志をベースにしたうえで「天」をうまく
活用するべきだです。
ゆみあさんは「人」の部分をご自身でよく顧みていらっしゃいます。
まとめると以下のようにご自分をとらえていますね。
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■対人恐怖症である
■自分の将来について
・何をしていいかわからない
・「父が望ので」「とりあえず進学」する予定
・やってみたい候補は次々と浮かぶ
→子供と関わる
→文学とかかわる
→誰かを直接的に助ける
→作文教育とかかわる
→自分自身で何か書いてみる
→福祉の世界で個人と社会の橋渡し
★自分の「ポリシー」にしたがって様々なことをやっていく
・どの業種・会社になるかはなるようにしかならない
（自分を受け入れてくれる会社であればいい）
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「自分の将来、何をしていいかわからない」と言われていますが
具体的に「やってみたい候補」はあげられています。
しかし、せっかく具体的にあげられているのに、
「とりあえず、父が望むから進学する」と「人」＝「あなた」の
部分を放棄してしまっています。
じつにもったいない。
「父親が望むから」進学するのですか？
それとも「ゆみあさんがそうしたいから」進学するのですか？
「当事者意識」が欠けていると何をしても納得がいかないものです。
「わたしが○○と決めた」という「事実」がないかぎり、困難にぶ
つかると「だって、父親がいけっていったから・・わたしは本当は
行きたくかったのに・・」と自分以外の他者のせいにしてしまうこ
とが往々にしてあります。
自分で決めたことには責任が生じますが、他者から言われた通りに
すれば、責任は他者に生じるという感覚があるからだと思います。
また「自分のポリシーにしたがってやっていく」とありますが・・・
「父親が望むからとりあえず進学」
「就職できるところであればどこでもOK」
と思っているゆみあさんの「ポリシー」とは何でしょうか。
「選択を迫られたときにこれだけは譲れないということ」
「このことに反することを突き付けられたときにNOと言えること」
「ポリシー」にはいろいろ解釈がありますが、
最大公約数的にいえば
「自分自身で選択し、決断し、行動していく。
その一連の行動のベースとなる信念・矜持」
だと思うのです。
「天」の部分からみても、本来ゆみあさんは、とてもパワフルで
「守り」よりも「攻め」の人生を歩まれる方です。
人生は、「選択」→「決断」→「行動」の積み重ねです。
小さな選択から大きな選択まで様々ですが、瞬間、瞬間
「選択→決断→行動」が繰り返され積み重ねられて人生が
出来上がります。
これから無限の「選択」をしていかねばなりません。
その際に、躊躇しないためにも、
「ゆみあさんの人生のポリシー」はなにか、を自分自身で
把握しておくことが肝心です。
「就職をどうしていいかわからない」
のであれば、まずは、自分は本当に何をしたいのか。どうありたいのか。
をイメージしてみてください。
その際に「天」（＝占い）の部分を多いに活用することはOKです。
しかし、「人」＝「ゆみあさん自身の考え」をけっして放棄しないで
ください。
ちなみに・・・蛇足ですが・・・
もし、ゆみあさんが経営者だったとして、
「特にポリシーはないのですが・・
私を採用していただけるならぜひ入らせてください」
という学生と
「私は、○○を成し遂げたいのです。
そのためには、御社で○○をやります。
ぜひ、入社させてください！」
というひとがいたらどちらを採用されますか？？
「人」＝「自分」のことを考えるときに「主観的なな目」
よりも「他者かみた自分＝客観的な目」で考えてみると
自分自身のことがよくわかってくるはずです。
ゆみあさんも今年と来年はちょうど「天中殺」にあたっています。
自分自身を顧みてこれからのこと考え、目標にむかって資格取得や
勉強を始めるにはもってこいの時期です。
気分的に落ち込むことが多いといわれる天中殺の時期ですが、
だからこそきちんと自分の内面に目がいきますよね。
天中殺をネガティブにとらえるのではなく、「活用」するように
してみてくださいね。
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