毎週水曜日更新。 読者の皆さんからの公開相談です！
生活費は最低限稼ぎながら、無理なく創作と両立できる生活をしていきたい
《相談内容》
高校、専門と、もの作りの道に進み、将来は作家を目指していました。
しかし、20歳前半ごろから精神世界の事や内観などに興味を持ち、自分
がものを作るのは、コンプレックスや誰かに認めてもらいたいという気持
ちからくるもので、本当にやりたい事ではないのかもしれないと悩み、
フリーターで色々な職を経験しながら、精神世界の学びなどをして、たま
に創作しながら、毎日を過ごしてきました。
そして、20代後半から、生涯を通して本当に自分が打ちこめて極めたいと思
うものは何か？を知って、それにこれからの人生を注ぎ込んでいきたいとい
う欲求が強くなりました。
しかし、自問自答したとき、最終的に残った自分の欲求(極めたい)とは、やっぱ
り創作や表現したいという気持ちでした。
ですが、今現在で、それを仕事にしたいというより(もちろんゆくゆく仕事にな
ったら嬉しいですが)創作は自分の中で生涯を通して極めていきたいもの。
仕事は、別でストレスがあまりかからない自分の適性のあるところに就職し、毎日
の生活費は最低限稼ぎながら、無理なく創作と両立できる生活をしていこうという
思いに至りました。
現在は実家暮らしで、今月一杯で仕事を辞め、来月から4ヶ月限定の仕事で県外に
引っ越す予定です。
そして、その後の予定は未だ未定です。
創作の時間をとりたいので、この先も派遣かフリーターでという思いなのですが、
どうせやるなら、何か資格をとってその職種に就職するということを考えています。
今気になっている資格は、インテリアコーディネーターか簿記の2級です。
インテリアはもともと好きな分類で、コーディネートなどに興味があることが理由
です。
簿記は、以前講座に通って3級の資格を取った時、先生から適正があると言われ上を
目指した方がいいと言われたのと、自分でもやっていておもしろかったというのが
理由です。
しかし、もともと繊細な気質で、人付き合いが得意ではないので(個人プレイ好き)、
できれば仕事も接客やチームプレイというよりは、一人でできる仕事がいいなと思っ
ていますが、そうなると、黙々とできる製造職などがいいのかなとも思います。
算命学から分かる、適性や適職などがありましたら、知りたいと思うので、アドバイ
スいただけると幸いです。
最初にご相談の内容を整理させてください。
これは、私なりの解釈なのですが、
■適職＝好き・嫌いは別にして食べていくのに必要な仕事
■天職＝食べていけるけどうかは別として、大好きなことで
これをやっていると魂が喜ぶ仕事
としたとき、つきさんの場合、
生涯を通して本当に自分が打ちこめて極めたいと思うものは何か？
自問自答したとき、最終的に残った自分の欲求(極めたい)とは、
やっぱり創作や表現したいという気持ちでした。
とありますので、「天職」としての「仕事」としては、「創作」という
分野を目指している。
なので、今回、「適性や適職を知りたい」のは「最低限の生活費を稼げる」
のに適したもの、ということでよいでしょうか？
そして、その「適職」は、
ストレスがあまりかからないところで自分の適性にあったものを
ということですね。
そして、さらに
創作の時間をとりたいので、この先も派遣かフリーターでという思いなのですが、
どうせやるなら、何か資格をとってその職種に就職するということを考えています。
ということ。
インテリアコーディネーターと簿記２級は、弁護士、公認会計士、医師、歯科医師
税理士等のように「その資格がないと業務ができない」いわゆる「業務独占資格」
ではないと思うのですが、すでに「やりたいこと」＝「天職」が決まっているつき
さんにその資格のための勉強時間を確保することはできますか?大丈夫ですか？
というのも、少し厳しいことを言いますが、
「ゆくゆくは○○したい」と思っているうちは、「○○」にはなれません。
「今すぐ」取り掛からないと一生「ゆくゆくは」と言い続けてしまうことに
なります。
いま、つきさんがしなければいけないのは、「どうせなら資格をとって」
「最低限の生活費を得るための仕事に備える」よりも、「生涯をかけて
極めたいことに少しでも多くの時間をかける」ことなのでは・・・？
「業務独占資格」ではない資格取得のために「創作」の時間を奪われる。
これが、つきさんの固い決意「創作や表現を生涯をとして打ち込みたい」
という気持ちを邪魔しないかが心配なのです。
もちろん、つきさん自身の中で、きちんと整理がついているのであれば、
資格の勉強を頑張ってほしいと思いますが・・・。その辺りはどうでしょうか？
「整理」はご自分の中では、ついていると考えて先に話を進めますね。
つきさんの命式はこちらです。
中心星が鳳閣星。「伝達」を得意とする星で「表現」の星でもあります。
「生涯をかけて創作を」というのは星的には合っていると思います。
十二大従星が、
天印星→赤ちゃんくらいのエネルギー
天貴星→小学生～中・高校生くらいのエネルギー
天胡星→夢とロマンのエネルギー
と「現実的にバリバリやる」というよりも、精神的なことを自分のペースで
やっていくほうがよいでしょう。
天貴星 や 天印星を持つひとは、人懐っこいひとが多いので、つきさんが
自分で思っているほど人付き合いが悪い、とは思われていないはずです。
適職＝食べていくために必要な仕事 は東の星 牽牛星 で観ます。
この場合、「公務員・大企業の社員」等となります。
できるだけ大きな組織の中で、淡々と出来る仕事を目指されることを
お勧めします。正社員を目指されて毎月安定した給与を得るような働き
方が「適職」となります。
この星だけから観ると、「業務独占資格」系を目指すことも可能です。
天職＝魂が喜ぶ仕事 は 鳳閣星 で観ます。
「飲食関係」「伝達・表現をする仕事」となるので、つきさんが
「生涯かけてやりたいこと」と合致していますね。
つきさんは、戌亥天中殺ですから、今年と来年は天冲殺の年となります。
このコラムでは何度も書いてますが、「天冲殺は悪いことが起こる」の
ではなく、自分を磨くときとともに、自分と向き合う２年間でもあります。
この２年で、どうせなら資格を取ろう」を優先するのか「ゆくゆくは・・
ではなく、<創作>を今からやろう！」なのか、再度、自分と向き合って
考える時間を作ってみてくださいね。
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