【算命学公開相談】天中殺は「充電期間」であり過去１０年間の「宿題」に取り組むとき

今回ご相談させていただきたいことは、
仕事と結婚についてです。

今年新卒で就職し、メーカーで営業をしています。

正直なところ、営業がしたくて入社したわけではないですがしばらく営業として働きそうです。

今はまだ明確にやりたいことなどがないですが、どんな職種、業種が向いているかを教えて頂きたいです。

また、結婚についてですが、高校生以来ずっと彼氏すらできず恋愛と距離を置いています。

恋愛に対して億劫になっているところがあり、出会いもなく仕事が忙しく、などを言い訳にして過ごしています。

今後結婚できるのか、結婚に向いているのかなど何かヒントが得られたらと思います。

たなこさんの場合、お仕事に関しては、

「希望の職種ではないが、しばらく続ける。
　命式から観て向いている仕事は何か？」

 

とのことなので「１／３」の部分からわかることを

お伝えしますね。

 

 

「結婚・恋愛」についての

たなこさんの過去～現状の「２／３」のは

 

■「地」＝「環境」

高校～現在まで。彼氏がいない

↓

■「人」＝「私の選択肢」

「仕事が忙しい」等を理由に自ら積極的に

動こうとしていない

　↓

■「地」＝「環境」

なので、今後、恋愛・結婚とすすんでいけるのか

不安に思ってる。
　

　・・・となります。

 

　では、まず「仕事」について「１／３」の部分を観て

　いきましょう。

 

　たなこさんの命式はこちらです。

　

 

　　日干が　自我が強くしっかりものの　甲（こうぼく）。　

　　粘り強くコツコツ型。物事にじっくり取り組むことが

　　でき、自分の信念をしっかりと持っているひと。

 

 

　　中心星が石門星なので、たなこさんの強味は

　　・社交的であること

 

　　・集団の中でリーダーシップを発揮できること

 

　　・目上のひとに対しても物怖じしないこと

 

 

　　が挙げられます。

 

　　現在、営業職とのこと。
　　命式から観ると、たなこさんは、

　　自分の取り扱っている商品・サービスに関しては、

　　とことん勉強・研究するガッツがあるひとだと思います。

 

　　その知識をもって、ひとりひとりのお客様と真摯に向き合う

　　真面目さと人懐っこさとをお持ちなので、顧客からの信頼は

　　厚いのではないでしょうか。

 

　　なので現職の「営業」はむいているといえるのですが、

　　中年期のエネルギーを表す十二大従星が

　　エネルギー値が最大の天将星です。

　　天将星は命式のどこにあっても、独立・起業をするひとが

　　多いのが特徴です。

　　たなこさんの場合、中年期にあるので、その意味が強まり

　　ます。

　　また、他の十二大従星もエネルギー値が高いので、

　　組織の中で規則に縛られると反発したくなる傾向が出て

　　きます。

　　会社に対して不満・愚痴が多く出始めたら、強いエネルギー

　　を持つ十二大従星たちの力がうまく使われていない証拠

　　です。

　　強い十二大従星のエネルギーを十分消化するためには

　　ノルマや競争が激しい環境に身を置くとよいでしょう。

　　適職・天職を表す星は玉堂星です。

　　玉堂星は「教える」ことに長けて星です。

　　「セミナー講師」や、「コンサルタント」など

　　「ひとを教え導く」分野を強化していくと遣り甲斐のある

　　仕事に就けるはずです。

　　では、次に「恋愛・結婚」について観ていきましょう。

　　「結婚」については、ざっくり分けて

　　「もともと結婚しやすい人」と「タイミングで結婚する人」の

　　２タイプがあるのですが、たなこさんの場合、

　　前者の「もともと結婚しやすい人」になります。

 

　　なので「１／３」の部分では、

　　「結婚はできる」ということになるのですが、

　　たなこさんが

 

　　「恋愛をしてみよう」

　　「人を好きになろう」

　　「出会いを求めて行動してみよう」

 

　　と思って、実際に行動に移さないと

　　「２／３」の現状は変わりません。

 

　　高校から現在まで彼氏がいない

 

　　とのことですが、

　　初年期のエネルギーを表す十二大従星が

　　元気いっぱいで、思ったことをすぐに口に出してしまう

　　天南星です。

 

　　華やかな雰囲気を持つので、けしてモテなかったことは

　　ないと思うのですが、なにしろ勝気な星なので、学生時代、

　　たなこさんのことを「いいな」と思っても、断られそうで、

　　ついぞ告白できなかった・・・

　　というひとが居たのではないか？と思います。

　　たなこさんは、子丑天中殺なので、

　　２０２０年の立春から２０２２年の節分までが

　　天中殺の期間にあたります。

　　このブログでは何度も書いているように

　　天中殺は「悪いことがおこる」という期間ではなく

　　「充電期間」です。

 

　　天中殺は、１２年に２年間だけ誰でも訪れるもので

　　過去１０年間にやり残したことが「宿題」として

　　出されるとき。

　　なので、いま、「恋愛・結婚」については、不安に思う

　　ということは・・・

 

　　・恋愛を億劫だと思っている

 

　　・「忙しい」を言い訳にして「出会い」を遠ざけて

　　　いる

 

　　だけど、この状態で、本当にいいの？

 

　　という「宿題」が出されていて、

　　「このままじゃダメだ・・」

 

　　と思っている・・・つまり、ちゃんと「宿題」に向き合っている

　　のだと思います。

　　天中殺とはいえ、２０２０年～２０２１年は

　　出会運が上昇しています。

　　天中殺の期間は、「ちょっと酔っ払ったような状態」

　　にあるので、恋愛においても、冷静になる必要は

　　あります。

　　しかし今回の天中殺の宿題が、

　　「恋愛・結婚について今後の自分の在り方」

　　だとしたら、２０２０年～２０２１年の出会い運アップは、

　　「宿題」に取り組む好機といえます。

 

　　「１／３」の部分では「もともと結婚しやすい人」です。

　　あとの「２／３」は、たなこさんが自ら行動することにより

　　どんな風にも変えることができます。

 

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