【読者公開鑑定】派遣で一般・営業事務をしてますが、そろそろ年齢的に派遣が厳しくなってきました

毎週水曜日更新。 読者の皆さんからの公開相談です！

 

《相談内容》

派遣で一般・営業事務をしてますが、そろそろ年齢的に派遣が厳しくなってきました。
収入も不安定なので、安定した職業を得るための職種アドバイス頂けると嬉しいです！
この年齢で物覚え悪いし、習うより慣れろ派の勉強嫌いですが、方向性が決まれば
気合いで頑張ります！ また、 結婚についてですが、前回、積極的にご近所にお見合
い頼んだのは、干合の年でした！すごいですね、算命学！！

でも、精神疾患のある男性や介護の母がいる等、厳しい状況で年齢的に諦めていたの
ですが、やはり、この先、お互い苦しい時も楽しい時も支えあえるパートナーが欲しいと
思い始めています。

問題は人をあまり好きにならないんです・・・時間がかかるので途中面倒になるんです・・
ダメですね・・・。

次の干合の年まで待つと50歳・・・しかも天中殺・・・（泣）

こちらもアドバイスあればお願い致します・・・。

 

ご相談は、

１）安定した職業を得るための職種アドバイス

２）結婚について

ですね。

＜補足＞で以下、いただいておりますので　それにコメントする 形でアドバイスしますね。
（太字がアドバイス部分になります）

＜補足・・・長いです＞

昨年、この先に不安を覚え、子平四柱推命で見てもらったところ、（ ＞私の感想です）

＊事務職に向かない。人に何か教えることが向いている。でも今更よね・・・。
＞複数の業務を同時にこなしてチームが円滑に回ると快感ですが・・・向かないのかなぁ？

＊算命学のブログを読み漁った感じでは、西に玉堂星なので、人に教えることが向く？
＊勉強嫌いですが、興味のあることの情報収集は大好きです(^^;

算命学では、中心星を考慮しつつ、東の星と南の星で職業をみます。 ELWINGさんの場合、
中心星が牽牛星・東の星が玉堂星・南の星が石門星。 玉堂星がある方は習得が得意なので、
ひとにものを教える仕事についている方が多いです。 学校の教師から、趣味の先生まで
「ひとの教える」こと全般です。

 

命式のどこにあっても玉堂星があるひとは、興味があることに関しては とことん調べつくす
ひとが多いですね。
趣味が嵩じてそれを教えるようになったりするのは玉堂星をもつひとといっても いいほど。
なので、「これは！」と思ったことをとことん追求され勉強されるとそれをひと に教える
ようなれる可能性は高いです。「でも今更よね・・・。」という ことはけしてありません。
「勉強嫌いですが、興味のあることの情報収集は大好きです」とありますので なおさらです。
その「興味があること」をとことん追求していってほしいところです。

 

 

また石門星は「和合」の星です。リーダーシップをとり仕切り上手です。
「複数の業務を同時にこなしてチームが円滑に回」すのが得意なのはこの石門星の 力だと推測できます。
また中心星の牽牛星は「組織の星」。やはり、組織の中にいてこその真価が発揮 されるところはあります。
いろんな観方はあるとおもいますが、「牽牛星」と「石門星」 があるので、組織の中でリーダーシップを
発揮できる仕事が適職としてあげられる でしょう。経済的な収入を得るために組織でのマネージメント系
の仕事を併行して やりつつ、「興味のあること」を勉強してそれをひとに教えるまで高めていけると よい
と思います。

 

 

 

＊結婚もあまり向かない。楽しくお付き合いが似合っている 　＞確かに、あまり人を好きにならないし、
家事も苦手だし、仕事の後は気力がなく、 すぐ疲れちゃうのでプラス主婦業は厳しいのか・・・も？

 

 

「結婚があまり向かない」というのは、「仕事の星」である「牽牛星」が 中心星にあるから・・・
と判断されたのか・・ もしくは、「宿命的な配偶者」を示す星が「自由を愛する星」である「龍高星」
なので、家庭的なひとと暖かい家庭を！という感じではない、というあたり かもしれません。

 

 

 

しかし、「陰占」では、干合が３組ありますので、「結婚に向かない」とは みません。むしろご縁があり
すぎてなかなか決まらない、という方が多い・・・ と一般的にいわれますが、わたしが観てきた中では、
干合が３つ以上あるひとは 早婚か晩婚か極端に分かれます。

 

「あまり人を好きにならない」のは、一般的な解釈ですが「牽牛星」は 異性をみるときに「加点方式」
ではなく「減点法式」。つまり、「１００点 であることが当然でそこから悪いところを探していく」
ところがあるので、 なかなかひとを好きになれないところがあるようです。 ELWINGさん的にはどうでしょうか・・・？
思い当たりところありますでしょうか。

逆にいえば、牽牛星さんが認めた異性であれば長く誠実な関係を続けることが できますので、けして結婚
に向かないわけでない。と観ます。

 

 

 

 

 

＊50代後半になったら結婚してもOK。それ以前だと不倫して離婚するかも・・・ 　＞なぜ！！？？

 

 

まず「離婚」に関してですが、干合が命式に２つあると二回結婚する、 という観方があります。
ELWINGさんの場合、干合が３つですので、 ご縁が多く、結婚後も誘惑が多いから、と判断されたのでは？

 

 

 

次に「不倫」ですが、東と西の星が同じ星あるいは 同じ五行であれば
（ELWINGさんの場合、西→龍高星（水）　東→玉堂星（水）） その傾向があります。
「不倫」というよりは、モテるので結婚したあとも 恋愛しやすいといった感じなのですが。

 

そして、50代後半前に結婚するとうまくいかない、という部分ですが、 うーん。
これは、次の干合の年がまわってくるときにが天中殺にあたるということから 言われたかもしれません。

結婚のチャンスのときに天中殺がまわってくると、結婚してもうまくいかない、 といわれていることからでしょうが、
わたしが観てきた範囲で申し上げると 天中殺ときでも結婚の星がまわってくれば結婚される方が多いようです。
有名人でいえば　小雪とスザンヌがそうでした。 一方は円満で一方は離婚しましたよね。
結婚の場合、相手の運勢が影響してきます ので自分の運勢だけでの判断はなかなか難しいところがあります。

ELWINGさんの場合は、来年、「結婚によい年」と言われる司禄星がまわって きますのでご縁が多くなると
思います。 続く2017年もご縁が多くなる禄存星です。

なので

「＊50代後半になったら結婚してもOK。それ以前だと不倫して離婚するかも・・・」

という観立ては、算命学的にはちょっとピンと来ない感じです。

 

 

 

 

 

＊結婚したら夫で苦労する
＞・・・。

 

 

前述したように「宿命の配偶者」が「自由奔放な星＠龍高星」だからでは ないでしょうか。
ELWINGさんが厳格な牽牛星ですので、龍高星的自由さが許せないときが あるということだと思います。

 

 

 

しかし、龍高星（水）←○←牽牛星（金）　で「金生水」の形が成ります のでELWINGさんが夫のこと
を助けるような形で夫婦仲が悪くないとみます。

 

また、「陰占」の夫婦仲を観る部分に「害」が入ってますのでこのことを 「夫で苦労する」と言われたの
かもしれません。

これは、夫婦共働きをすることで解消できることが多いようです。
実際、このような型をお持ちの女性でも、外でバリバリ働いている方は 夫婦仲がよいですね。

＊物理的に人を寄せる運がある。悪い人も寄って来るので見極めること 　＞あまり実感ありません。

これは「石門星」の性質を言われたのかな、と思います。 石門星は「清濁併せ呑む星」といわれており、
よい人もわるい人も関係 なく受け入れてしまうところがあるからです。

 

 

 

 

 

＊夫の星が複数ある、子供の星がない＝結婚向かない？

 

 

夫の星が複数あるということは即ち命式の中に干合が複数ある 　つまり、ご縁が複数回やってくる＝離婚しやすい
ということからなのでしょうが、離婚しやすいというよりは 　ご縁が来やすいと観ます。 　子供の星がない・・
とのことですが、陽占でいえば鳳閣星・調舒星がない、 　陰占でいえば日干「癸」から生じる「甲」「乙」がない・・
といった 　ところからでしょうか。 　しかし・・上記条件が当てはまるひとが子供がいないわけではありませんし
逆に、子供の星があるひとがすべて子供がいるわけでもありません。
なんにしろ、子供の有無を含めた「ひとの生死」に関わることは 　占いでは扱えない分野だと思っています。

 

 

 

＊夫＝戊が忌神ってこと？

 

 

守護神・忌神を観る「守護神法」は何通りかあって、わたしが使用している 　守護神法ではELWINGさんの
忌神が干合の星である戊であるとはみないのですが・・・。

 

 

 

＊官僚の星、牽牛が中心星ですが、どちらかと言うと、組織に対して反逆児かも？ やんわりとですが、
おかしいと思ったら上司だろうが社長だろうが意見します。

 

たしかに牽牛星さんは、「規律・規則」に関して間違ったことを許せない ところがあるようです。
ただ「やんわり言う」のは日干が癸という柔らかな 星であるからだと思います。

 

 

 

 

 

 

＊会社の方針に迎合できない事が多いので３ヶ月更新の気楽な派遣をやっています。
＊何を意見しても派遣ですからねぇ・・・改善が見込めないと思ったら、後先考えず辞めます。
＊暫らく仕事がなくて食べる物に困っても、自分の判断を後悔したことはありません。
＊それでも我慢して組織についてた方がいいんですよね・・・きっと。
＊がんばれるかなぁ・・・自分との戦いをそろそろしないとダメなんだろうなぁ・・・。

 

 

職業については、前述したところを再読いただきたいのですが、終身雇用・年功序列が ほぼ崩壊した
いまの環境で「派遣でいくか」「正社員でいくか」はどちらがよい・悪い は一概には言えないと思います。
「自分の判断に後悔したことがない」とありますので、派遣形態で就労されるのは ELWINGさんに合ってい
るのではないでしょうか。
ただ、「我慢して組織にいる」というのは判断が難しいですね。
「給料は我慢料だ」と言う言葉があるように、組織の中にいる限りはある程度の「我慢」 は必要なのかもしれません。

 

 

 

なので、再掲になりますが、「収入を得るため」と「ある程度」割り切って組織で働き、 「興味があることはとことん追求する」
という玉堂星の特性を活かしてひとつのこ とを極め、ゆくゆくは（といってもここ１０年以内くらいに）「教える」ということ
にシフトしていってはどうでしょうか。

 

「自分との戦いをそろそろしないとダメなんだろうなぁ・・・。」

とおっしゃっておられるように、他人と過去は変えられないので自分が変わるしか環境も 自分の運勢も変えられません。

ELWINGさんは、思慮深い　玉堂星・天堂星・牽牛星をお持ちですので 「自分との戦い」にも逃げずに
しっかりと取り組むことができるはずです。

なによりも、ご自分をしっかりと客観的に分析されていらっしゃいます。
「戦い」はすでに優位に進んでいるのではないでしょうか？

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と孫子も言っています。

ELWINGさんは、すでに「己」と十分対峙しておられます。 十分に勝算はあり。
わたしはそう観ます。

 

 

 

 

 

 

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