天中殺だからこそ！出来ることがあります！

毎週水曜日更新。 読者の皆さんからの公開相談です！

昨年2015年の1月に交通事故に会いひき逃げされました。

幸い死亡する事も入院する事もなく今に至ってますが、結局犯人は見つからず
全治4ヶ月の怪我を負ってしまいました。

あまり信じていませんでしたが、調度大殺界に入ったばかりの年でその年に更
に体調を崩してしまい、結局同年11月に会社を辞める事になりました。
大殺界中は新しく行動をしてはいけないといいますが、働かない訳にいかず、
仕方なく転職活動をし、今は派遣で働いています。

入社2日目で男性社員から顔が怖いから仕事が頼みづらいと他の方に話してるのを聞き、
悲しい気持ちでいっぱいだし、この先この会社で勤めていく事に不安を感じています。
顔は可愛らしい顔ではなくどちらかと言えばシャープな顔なので怖いと言われてしまう
のはとても辛く、いつも人と話す時は笑顔を心掛けているのに、それでも言われてしま
う事で怖くなって仕事もし辛く、他の部署への異動を申し出たく思っていますが、我儘
に捉えられたり動けるポジションが無かったりするのかと色々と気持ちが滅入ってしま
います。大殺界や天中殺中の転職だったからなのかと思うと、あと2年は動けずどうした
らいいのか分かりません。なにかアドバイス頂けると嬉しく思います。
どうぞ宜しくお願い致します。

算命学では12年に2年間が、「勉強の時期」「力を貯める時期」「自分磨きの時期」 としています。
それを「天中殺」と呼んでいるわけです。 なので、算命学でミキララさんの運勢バイオリズムを観
るかぎり「2015年1月」は 天中殺の時期ではないとなります。 そして、たぶん・・なのですが、
六占星術でも「2015年1月」は暦の上では「2014年」 となりますので、「調度大殺界に入ったばかりの年」
とありますが、暦の上では　 その時期は「大殺界」ではないでしょう。

「大殺界」が一般的にどういう解釈をされているのかはわかりませんが、 「天中殺」に関して言えば、
このブログでも何度も何度も申し上げているように

「悪い事が起こるからなにもしないで過ごして吉」

というわけではない、ということはご理解頂いていると思うのですが、 念のために再度、
天中殺に関する記事をまとめておきますね。ぜひご一読ください。

【読者公開鑑定】天中殺の結婚は良くないと聞きます。結婚はどんな影響が出るのでしょうか？

天冲殺は悪い時期？

【読者公開鑑定】気がつけば申酉天冲殺・・結婚はできるのでしょうか？

以上を踏まえた上で、ミキララさんの2015年はどういう年だったのかを 振り返ってみましょう。

算命学では、2015年ミキララさんには　車騎星＋天南星 という　とても エネルギーの強い星
が廻ってきていました。 車騎星は「方向転換」という意味もあり、転職や、起業その他環境の変
化 を伴うことが多い星でもあります。またもともとスピーディーな星に加え 天南星というこれま
た推進力の強い星が来ていましたので、物事があれよ あれよという間に大転換していくことを経験
されたのだと思います。

なので、2015年11月に退社された、ということであればそれは「大殺界 だから」ではなく

「方向転換を象徴する車騎星が廻っていたから」

という 解釈になります。

そして、2016年2月4日から申酉天中殺に入ったわけです。
なので、

「次へのスタートの足掛かりにとなる＜退社＞の時期が 2016年2月4日以前でよかったね」

ということになりますね。

なのに

「笑顔を心がけているのに怖いといわれてこのままここで仕事を するのが悲しいし不安」

ということですね。

ミキララさんの中心星は、貫索星。 貫索星は「頑固星」と言われ、実際、ぶっきらぼうに見える
方が少なく ありません。
それと同時に融通が利かないところがありますので、一度「こうなんだ」 と思ったらその考えに
固執する嫌いがあります。

裏を変えせば、一途で一度決めたことは最後までやり通す粘り強さが あるのですが。

なので、

「顔が怖いといわれた」というのも、実際言ったひとが「本気で」 言ったか？
というとじつはそうではなく、

「怖いって言われた・・・怖いって言われた・・ 　・・だからわたしはダメなんだ・・！」 と
「貫索星ゆえの思い込みの強さ」から、過敏に反応されて いるのでは？と思うのです。

それに「入社二日目」はミキララさんも、まわりのひとも緊張状態にあるときです。
まわりのひとは「新しいひとが来た！ということでミキララさんに注目しますし そういう周囲の様
子に敏感になってしまったミキララさんは自然と険しい表情 になっていたのかもしれません。

というか・・なによりも 「入社二日目」のことですよね。 今日現在が入社何日目なのかはわかりませんが、
少なくとも ご相談を頂いたときからは日数が立っているはずです。 ミキララさんの緊張も解けてきて表情
も自然と柔らかくなっているはずだと思うのですが どうでしょうか。

「いつも人と話す時は笑顔を心掛けている」というのはよいことだと 思うのですが・・・・
誤解を恐れずに言えば、 貫索星の魅力は　独立独歩。やるべきことはきちんとやり遂げる！ というところ。

周囲と仲良く歩調を合わせて、というのはどうも貫索星っぽくはないのです。

たとえばですが、

「ニコニコして愛想はよいけど仕事がさっぱりできない」

ひとと

「一見、ぶっきらぼうだけど仕事は丁寧で間違いがない」

ひととでは、どちらが「仕事人」として優秀でしょうか。

もちろんコミュニケーション能力が高いひとのほうが仕事にも有利 だとは思います。
ただその「コミュニケーション能力」＝（イコール）「笑顔」ではないはずです。

「頼みつらい」と言われているのであれば、ミキララさん方から

「何をすればよいでしょうか？」 「お手伝いできることはないですか？」

と聞けばいいだけの話です。

この一連のことが「天中殺の時期だから」といえば、そうかもしれません。
しかし、それは「悪い事」ではなく、いままでのミキララさんに足りて いなかったことを
「宿題」として出されているだけにすぎません。

「なるほど、他人からみたら　怖い表情をしていることがあるんだ。 ならば、そうならないように注意してみよう」

「頼みつらい、ということであれば、こちらから積極的に声をかけてみよう」

と　一見うまくいかないことの中には自らを向上させるたくさんの処方箋が あるのです。

今の部署でできていないことはたとえ異動がかなったとしても同じ「宿題」が やってきます。

「どうして～できないのか？天中殺の時期だからなんだ」

ではなく

「どうしたら～できるようになるんだろうか。天中殺の時期だからこそ
いろんな課題が見えてきて解決策もどんどん出てくる」

と思えば、自らの足りないところを自覚させてもらえる二年間はとても 貴重な期間。

とはいうもの、「二年間もテンチュウサツ・・・」と聞いて気がめいらない わけはないですよね。

私事で恐縮なのですが、一昨年と去年、天中殺でした。
「宿題をこなす時期だ」とわかっていても、なんだかやる気になりません。
そのときふと思いついたのが 「宿題をする時期であるならば、その宿題を自ら取りにいく」 ということ。
つまり、「この時期に自分で何かひとつ目標をきめてやり遂げる」 とうことを自らに課してみたのです。

たとえば「ブログを毎日更新する」がそうです。

なんてことない「宿題」ですが、これを365日一日も休むことなくとなると それなりに大変ではありました。

しかし・・それがあったから、ブログを通じてたくさんのお話を頂くように なっています。

また、天中殺期間中は、「お金稼ぐ」等現実的なことよりも、ボランティアや 趣味など精神的なことに
精進するとよいといわれています。 また資格取得のための勉強はとてもはかどるようです。

「天中殺のときに新しいことを始めてはいけない」

といわれるのは　現実的なこと・・・起業や社屋移転等・・・であり 趣味や勉強は却ってはかどるはずです。

「職場」だけを、「居場所」にするのではなく、趣味や学びの場に 自分を置いてみると新しい出会い、風景
が見えてくるかもしれません。

「天中殺だからなにもかもがダメ」

と考えるのではなく、

「そうか・・ここが足りていなかったんだな！」

と「発見の喜び」に変えるくらいの厚かましさで乗り切ってください。

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