【読者公開鑑定】30歳女性　はるこさん～保育士を目指すのは無謀なことか？

水曜日更新。 読者の皆さんからの公開相談です

＜＜相談内容＞＞

相談したいことは、転職のことと、結婚のことです。
結論から言うと、2回目の転職で保育士を目指しておりますが、それは無謀なことなのか、このまま目指して良いものなのか。
また、結婚はできるのか、この歳で転職を考えて未だ落ち着かない自分は家庭など持てるのか、という相談内容です。

私は新卒でマスコミ関係の会社に3年半勤めた後に、第二新卒としてサービス関係の会社に転職しました。
どちらもオフィスワークですが、マスコミ関係の会社は長時間勤務が続き身体を壊したため、26の時に今の会社に転職しました。
今の会社はお給料はそこそこですが、ワークライフバランスが取れており職場の人間関係も良好です。
しかし、仕事内容に根本的な興味が持てず、やりがいなどは感じません。

様々な境遇の方がいる中、贅沢な悩みかもしれませんが、失恋して結婚の予定もない自分は、このまま好きでもない仕事をだらだら続けて良いのだろうか。せっかく限りある人生なのだから人や社会のためになることに残りの時間を使いたいと思い、ずっと興味のあった子どものためになる仕事、保育士を目指して資格の勉強をしております。

しかし、親友にそのことを話したところ、30を超えて薄給激務の保育士の仕事など務まる訳がない、女性同士の人間関係の問題もたくさんある職場だろうし、絶対に後悔して転職を繰り返す。と猛反対されました。確かに自分のなかにそのような心配が全くないと言ったら嘘になりますし、両親には保育士になりたいことはまだ話せていません。

保育士になることは無謀なことでしょうか？私の運勢的にこの職業に向いているか、また、転職の良い時期などがありましたらご教授いただければと存じます。

また、2年前に5年間付き合った彼氏と別れて以来お付き合いしている人がいませんが、結婚はできるのか、この歳で転職を考えて未だ落ち着かない自分は家庭など持てるのかについてもご教授いただければ幸いです。(気持ちとしてはいつかは結婚して必ず子供はほしいと思っています)

限りある人生なのだから人や社会のためになることに残りの時間を
使いたいと思い、保育士を目指して資格の勉強をして

いるのに、親友が、

30を超えて薄給激務の保育士の仕事など務まる訳がない、
女性同士の人間関係の問題もたくさんある職場だろうし、絶対に
後悔して転職を繰り返す。と猛反対

したから、決心が揺らいでいる・・というわけですか・・。
自分の志よりも友達の忠告を重視したわけですね。

で、あれば、保育士になるのは諦めてこのまま、

「好きでもないけどワークライフバランスがとれていて人間関係のよい職場」

でだらだら 働き続けていって よいのではないでしょうか？
曖昧な「動機」で新しい道を志してもどのみち、長続きはしないでしょうし、
ご友人が言われるように「転職を繰り返す」ことになりかねません。

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・・・というような「回答」だったら、はるこさんは、どう感じられたでしょうか？

「そうね・・・やっぱり、今さら冒険しても・・現状を維持でいいわ！」

でしょうか？それとも、

「いや、やはり、今のままでは後悔する。自分の志を優先して転職をする！」

と奮起したでしょうか？

もちろん「後者」の反応である・・はず・・・と思いたいのですが・・・。

人生の「キャリア」に迷ったとき思い出してほしいのが、「キャリア・アンカー」です。
「どうしても犠牲にしたくない価値観や動機」を言うのですが、
はるこさんが、今回「犠牲にしたくない」ことは何でしょうか？

「安定した高い収入」「自由な時間」「良好な人間関係」を「犠牲にしたくない」のであれば
現職のままがよいでしょう。
しかし、「社会に貢献しているという実感」「遣り甲斐」を「犠牲」にしたくなかったら、
ぜひ保育士を目指してほしいと思います。

今回、はるこさんが保育士を目指す「動機」は

「子どものためになる仕事をしたい」

ですよね。
その「動機」を満たすには現職では難しい。であれば、迷うことはないと思います。
「友達から、親からどう言われるか」の前に「自分の動機」を今一度、しっかりとご自身の中で
しっかりと確認してください。
以上を踏まえたうえで運勢的なものを観ていきましょう。

はるこさんの命式はこちらです。

「愛情奉仕」を象徴する禄存星が中心星にあります。（その他にも２つありますね）
もともと、困ったひとがいたら放っておけない愛情深いひとです。
適職は東の星　禄存星、天職は西の星　玉堂星で観ます
禄存星は前述したように「愛情奉仕」が身上ですから、接客を中心としたサービス業
全般に向いています。玉堂星は「母性」の星であり「教師」の星でもあります。
これらから考えると、はるこさんは「保育士」に高い適性があるといえます。

日干は「陽の木」である「甲（こうぼく）」です。
今年の甲は調舒星という「悩みの星」が廻っています。この星が廻るとき、自己肯定感
が低くなる傾向があり、ひとの意見に左右されやすく、迷いが多い時期になります。
なので、「本当の目的」を見失いがちにもなるのですが、だからこそ、自分ひとりの時間
を作って、自分自身との対話をしっかりとすることが必要になってきます。

はるこさんの場合、３１歳前後から、新しい10年運気が始まりますので、ちょうど今、
「新しい運気」への切り替えの時期と重なっています。なので「転職の時期」はここ
１～２年が好機といえるでしょう。子丑天冲殺の方ですので、次の天冲殺（2020～2021年）
前の来年・再来年に新しい環境に移れるようにするとよいでしょう。

ここでは過去、何度も書いていますが、

「ひとはやったことを後悔するより、やらなかったことを後悔するほうが辛い」

といいます。
「あのとき、保育士になっていれば・・」と後悔するのは辛いことだと思います。

次に、

結婚はできるのか、この歳で転職を考えて未だ落ち着かない自分は家庭など持てるのか

ですが・・・「家庭」を持つには「転職を考えない落ち着いたひと」しか持っては
いけないのでしょうか？・・の前に「転職」を考えること＝「落ち着かない」こと
なのでしょうか？

はるこさんが「結婚をして家庭を持つには完璧な人間でなければならない」と考えて
いるとしたら、誰も結婚して家庭を持つことはできないでしょう。
転職も結婚も同時進行でよいし、そもそも「転職を繰り返す」ことが何かとても
ネガティブなイメージとして、はるこさんの中に定着しているようですが・・・
ステップアップのための「転職」は、「親にも言えないわるいこと」ではないはずです。

気持ちとしてはいつかは結婚して必ず子供はほしいと思っています

ですが・・・残念ながら「気持ち」だけでは、結婚も子供も難しいです。
「行動」してください。
「必ずほしい」と思っているだけでは「事」は成りません。
命式を観るかぎり、はるこさんは、モテない方ではありませんし、来年2018年、
再来年2019年は結婚運が到来します。
この好機に「～と思ってます」だけでは、勿体ない。
「いつか」と思っているうちはその「いつか」は来ません。
仕事も結婚も、来年、再来年を実りあるものにするのならば、「今」動き出してください。

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